東灘名所めぐり ③〈魚屋道〉

さて、今回の名所は前回の続きで浜から六甲山を越えて有馬へと通じる魚屋道❗️

 

 

深江から始まる魚屋道は前回登場の大日霊女神社の道路沿いに建っている石碑から出発

 

 

しばらく行くと大きい鳥居が見えて来ます。

 

 

手前の道路は国道2号線

この辺りは江戸時代の西国街道とほぼ同じルートだそうですが、道路を渡って鳥居に近づくと

 

 

道標に「稲荷之社 従是三町」 と書かれています。

三町って分からないので調べたら一町が109m、三町で327mでした。

稲荷の社、これより327mって事ですね。

 

鳥居の傍らに説明板

 

 

ここでも戦争の歴史が垣間見えます。

で、さらに北上するとJRの線路の手前に魚屋道の説明板があって

 

 

JRの線路を越えて次の阪急の線路を越えると現れるお稲荷さん

 

 

森稲荷神社

鳥居の修復跡がありますが、これも震災の影響でしょうか。

折角やから境内に入り参拝してから一休みして神社を後にしたんですが、ず~っと坂道なので息が切れて。。。

しばらく登った所で後ろを振り返り、休息しながら市内を眺望

そして甲南女子大を傍らにまた北上続けると魚屋道の道標発見!!

 

 

今まで舗装道路やったんですが、雰囲気がそれらしくなってきましたね(^^)

すぐそばに民家が建っているんですがその脇の道を進むと

 

 

整備はされているけど舗装が無くなり

 

 

砂防ダムを越えると道は益々険しくそれこそ時代劇で見る様な景色に。。。

 

 

しばらく登って道標が建っているので蛙岩まで行こうと思ったんですが、なんせ足元が滑るし岩や石、木の根も出てたりで捻挫でもしたら大変な事になると思い引き返すことに。

 

 

 

元々有馬までは行くつもりではなく、どんな道か雰囲気だけ味わおうと軽く考えていたので水も持たず普通の運動靴で行ったのを後悔しました。

それにしても今でも有馬へ行くとなると5~6時間は掛かる魚屋道。

商品の魚は人が背負ったのか馬に積んだのか知りませんが江戸時代の人はよく有馬まで行商に行ったなぁって思いますね。

まぁ、当時の山は歩くしか交通手段がない時代ですが。。。

 

 

帰る時に坂を下りながら高台で再び市内を眺望

機会があれば何とか蛙岩と風吹岩までは行きたいですね(^^)