住吉川散策マップ

東灘名所めぐりが終わって他に行く所が無いかなと探していたら六甲砂防事務所のサイトで住吉川散策マップを見つけました。

 

 

3コースの中で一番上の「みんなで探そう!街の歴史・文化」はこんな感じで所要時間90分

 

 

これはもう行くしかないでしょう(^^)

と、言う事でマップの順番通り「水車の広場」から

かつて沢山の水車があったという歴史を伝える為に復元されたとかで東灘区役所とJRの線路との間に広場があります。

 

 

街を歩いていると水車のモニュメントをチラホラ見かけますが、シンボル的な存在なんでしょうか。

その広場から2号線に出て西へ向かうと次のポイント「有馬道の碑」

 

 

東灘名所めぐりでも何度か通った有馬道はここが起点なんですね。

「是ヨリ北九十丁」

1丁が109m

90丁なので9810m

約10km

有馬まで10kmくらいの距離なんかなと思いながらこの石碑から北上して次のポイント

昭和13年に発生した阪神大水害の被害を忘れない為に建てられた「流石の碑」

 

 

洪水で流されてきた巨岩を利用して建てられた碑の高さは水害時の水位を表しているそうですが、巨岩の名の通り私より大きいし(170㎝ちょい)私の背丈よりも高い位置なので相当な量の水が流れてきたんですね。。。

ちょっと読みづらいですが石碑前面の説明文

 

 

余談ですがここにも水車のモニュメントがありました。

 

 

まちにとって水車は欠かせない存在なんやと改めて思います。

ここから西北に進んで次のポイント「文禄三年の石仏」

文禄三年(1594年)と言えば豊臣秀吉の頃ですよね。

 

 

説明文に左端の石仏に年号が刻まれていると書かれていたので探したんですが見当たらず

 

 

室町時代の作と思われる五輪塔も墓地内に参拝以外の立ち入りはお断りと書かれていたので諦めて次のポイントへ

 

「山田区民館横の水車」

写真に写っていませんが有馬道の道中に建つ山田区民館

(石塀の建物ではなく石碑の手前)

 

 

で山田区民館横の水車(^^)

 

 

ここでもやっぱり水車ですね(^^)

しばし水車を眺めて次のポイント「柿の木地蔵」と「白鶴美術館」へ

両方とも名所めぐりで登場したので詳細は省きます。

 

 

 

 

 

そこから次のポイント「白鶴堰堤」へは美術館前のバス停の横から住吉川へ降りて

 

 

奥に小さく見えるのが白鶴堰堤

 

 

六甲山地に500以上ある堰堤の中の一つで下流に住吉堰堤、住吉川第2号堰堤と続きます。

 

 

堰堤の手前に梯子があってここから道路へ上がれるみたいですが

 

 

ちょっと怖いので元来たバス停横の階段から道路へ出て対岸へ行って次のポイント「清流の道公園」で休息

 

 

あとは清流の道を下って「住吉川鉄道トンネル」

 

 

上から写真を撮る事が出来ないのでネットから拝借

 

 

電車が通っていると分かりやすいんですが、線路が住吉川の下を通っています。

左下の緑の屋根が区役所、その横が消防署ですね。

で、消防署横の空間に最後のポイント

阪神淡路大震災で亡くなられた方々への鎮魂と震災の経験を後世に伝える為に建てられた「祈りと復興」のブロンズ像

 

 

震災に備えて食料や水の備蓄などの対策を日頃から心掛ける事を再認識しながら今回の住吉川散策「みんなで探そう!街の歴史・文化」は終了です(^^)

それにしても暑い日々が続きますので熱中症に注意ですね。

なので今回約2時間の散策中もマスクはせず、水分もしっかり取りながら歩きました。

厚労省も屋外で会話しないとか密集しない場合等はマスクの着用は必要ないと提言しているので、熱中症対策の観点から状況次第ではマスクをはずしましょう!!

 

 

「番外編」

この像から2号線を西に向かうと有馬道の石碑が建っていますが、その道中にある飲食店

 

 

しそ焼酎の「鍛高譚」から取ったと思っていたんですが、旧地名の反高林から取ったらしいです(^^)